2010年10月23日土曜日

睡蓮の教室

ルル・ワン 鴻巣 友季子訳/新潮クレストブックス
ひとの人生のはなしを読むのが、けっこうすきでして。
これは文革時代にいきる少女ふたりのはなしなんだけど、こどもの視点から語られるぶん、よけいに理不尽さをつよく感じたなぁ。

階層によってひとが差別されて起こる、悲惨なものごとのかたわらで、描写される自然がすごく綺麗で、さすが漢詩の国!っておもった。

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