2012年7月8日日曜日

花とアリス

日本版アメリ、ってかんじ。どこらへんが、という説明はできない。
平凡なのに無謀で、天真爛漫なのに不器用。
愚かで計算高くて、醜悪で無邪気で、俗っぽくて神聖。
少女(けして女子ではない)って、そういう生き物だなぁって思う。

月がすごい

2012年7月5日木曜日

ハノン

前々から、存在は知っていたのだけど、
ほぼ日の連載で紹介されているのを見たら、おもわず買ってしまった。180円くらい。
「ハノン先生が、『この一冊は一時間で弾くことができる』と書いているが、まったくできる気がしない」と云うひとがいた。激しく同感・・・

2012年6月28日木曜日

mybirthday

図鑑、スパム、ロイズのクッキー。
図鑑はスミソニアン監修。すごい!
行ってみたいなぁ、スミソニアン・・・国立科博でキャパオーバーした人間には、過ぎた望みだろうか・・・

2012年6月27日水曜日

本日の夕食

めずらしく、真面目につくったので。人参のサラダ、ピーマンのバター炒め、いもをふかしたやつ、野菜ふりかけごはんという野菜づくし。
ピーマンのバター炒めは、長野まゆみの「お菓子手帖」に載っていたやつ。ピーマンは大きめに切ると苦くないって、本当だったんですね。でも誰に聞いたんだろう・・・

2012年5月5日土曜日

邂逅

ミスドのはこをあけたら、みしらぬくまたちがいました。でも、いまはもういません。

2012年4月15日日曜日

名取市

はまぼうふうを保護しに、宮城県の名取市に行った。先月。
行くまで知らなかったけど、仙台空港があるところでした。

泊まった場所は全国規模のビジネスホテルで、近くには大型ショッピングモールもあって、
風がつよく吹いていて、まるで地元と変わらないように思えた。
でも、浜に落ちている硝子は、角の取れていない、尖ったものばかりで、
はまぼうふうの畑には、他所から流れてきた土が混ざっていて、そこには貝殻やくぎや、タイルなんかが埋まっていて、
津波で流された地域は、明かりがないから夜はほんとうにまっくらで、
「なにもない」っていうのはこういうことなんだ、と思った。

「名取の人たちは思ったより元気だったと、帰ったら伝えてください」と、出会った地元の人たちに言われた。それは本当のことだと思う。そして、まだそんなことを言えない人たちもまた、いるのだろうとも、思う。
そんな人たちの声はちいさくて、元気な人たちの声よりも聞こえづらいものだから、私たちは耳をすませなければならない。

今の情景からは想像がつかないのだけれど、もともとの名取の浜辺には、松の防風林がずうっと植わわっていたのだという。
その松も、いまではまばらになっている。元の防風林に戻るのは、何年も先のことだろう。
そのくらいの時間をかけて、名取の夜も明るくなるのだろうと思った。

2012年4月8日日曜日

いいきゃべつ

スーパーの入り口に山積みになっていて、思わず買ってしまった。愛知県産きゃべつ、98円也。
葉の巻きがかたくて、ずっしりとして、とってもいいきゃべつ。

2012年3月31日土曜日

はまぼうふうの酢味噌あえ

これを植えにきたはずが・・・何故かご馳走になっている。
香りがつよくて、「野草!」ってかんじでおいしい。

がれき

海岸のがれき。

名取市にきた

・・・ほんとうに、ほんとーーになにもない。。。

2012年3月30日金曜日

あれから一年

ダイアナ・W・ジョーンズ氏が亡くなって、一年。いまだ、その事実に慣れない。

彼女は様々な作品を生み出してきたが、それらの作品は考えぬかれて書かれたものというよりも、すでにある、物語の世界への扉を彼女だけが知っていて、彼女はその扉を開いては覗き見、わたしたちに彼女が見た物語を伝えてくれた。そんな印象を抱かせる、稀有な作家であったように思う。
けれども、彼女が失われた今となっては、その扉もまた、永遠に開くことはないのだ……ということを、創元推理文庫の前を通るたびに思い知って、かなしくなります。

まるで、どこでもドアをだしてくれるドラえもんを失った、のび太くんの気分だ…と思ったんだけど、この比喩なんかまぬけだな。

2012年3月28日水曜日

双子のようで双子じゃない

友達もジャッキーのぬいぐるみを買った(右)。なんか、心なしか、無邪気度が高い顔をしてる・・・?
以来、「汚いほう」と呼ばれる俺のジャッキー(・・・・・・)

2012年2月7日火曜日

パフェ

数あるパフェのなかでも、「これぞ!」というパフェにはなかなか出会えないものでして。
ファミレスであれば尚更のこと、期待はできないものだけれども、デニーズのdevil'sブラウニーサンデーだけは別格なのですよ。
ま、写真はストロベリーサンデーなんだけど!

2012年2月5日日曜日

どうぶつビスケット

祖父が節分用に用意したどうぶつビスケット。祖父はお菓子がだいすき・・・
「もって帰りな」といわれたので、遠慮なく貰ったら、ちょっと残念そう?翌日、半分くらい返した。

友人の絵がやばい

この絵の彼女が、さいきんわたしの周囲で話題沸騰中。主にそのやばさで。
彼女自身も「自分のスナフキンはなにか違う」と(今更)自覚したらしく、リベンジを試みました。

線が濃いほうが例の彼女。
左からスナフキン・りす・キティ
ネタではない!
本人たちはいたって真剣だ!
スナフキンが箒を持っているのだって、キティちゃんが長袖なのだって、本気で描いてるんだ!
てゆーか、なんでだよ!

まだまだありますよー。
ピカチュー
これはわりと普通でしょ?
ミュウツー
うん…まぁ……
本人がミュウツーをよく知らないことを考慮すれば(てゆうかそれでなんで描こうと思ったんだろう)、許容範囲?
こっからもっと怪しくなっていくよ。
サンタ
これは確実に悪いサンタのほうだよね。
毒キノコとか鞭とかくれるやつ。
「こびとづかん」のこびと
彼女は「こびとづかん」を異常に怖がる…もしかしたらこう見えているのかもしれない。

トトロ
「トトロなんだよ!だれがなんと言おうと!!」(彼女談)
彼女はトトロも観ていない(だからそれでなぜ以下略)。ちなみに右の、半笑いなのはうさぎ。

きわめつけは…これ
ライオンって思ったでしょ?「なんだ、サンタとかトトロに比べたらぜんぜん普通じゃない?」って思いません?わたしはそう思った。











………馬なんだよ!!
明らかに前足が肉食獣なのに!
こんなに捕食者の目をしているのに!

彼女の名誉のために言っておくと、彼女は八頭身のアニメ絵とかは、普通に描きます。椎橋寛みたいな雰囲気の絵です。ただ…ちょっとキャラ物に弱いだけなんだ……性格だって、「もし願いが一つだけ叶うとしたら、なに叶える?」ってきいたら、「戦争をなくす」って本気で答えるくらい、純粋で真面目なんだ……
それなのに、どうして、描くキャラはことごとく目がいやらしいのか!?悪いやつらばっかじゃないか!!

……彼女には一生かなわない。そんな気がします。

2012年1月22日日曜日

イスヤ工芸 4

二階は、布を張るスペース。
機械の音が絶えずひびく一階とは違い、すごく静か。
職人さんもひとりだけ。以前はもう一人、先輩にあたる方がいたそうですが、その方は数年前退職され、以来、試行錯誤しつつ仕事を続けてきたそう。
椅子の張替の仕事などは、それを手掛けた職人さんの手法を学ぶ、格好の機会なのだと仰っていました。
厚手の布がすきなので、ぜんぜん見飽きなかった。

印象的だったのは、「丁寧であるのは必要なことだが、あまりにこだわって作業の効率が悪くなれば工場が回転しなくなるので、どこかで落としどころをつけなければいけない」という社長の科白。
その落としどころが見つけられるかどうかは、職人さんのセンスにかかっている、という。
難しい……

イスヤ工芸 3

 塗装のブース。

!!
見覚えのある造形!
おなじYAMAHAの椅子でも、イスヤさんのものは海外の工場で大量生産したものとは違い、「純正品」みたいな意味のマークがつき、高級なピアノとセットになるそうです。
ほかにも皮張りの豪華な椅子もみせてもらいました。ただし、皮を張るにはやはり相当の技術が必要で、その過程は別の工場に発注しているそう。

こちらは完成したこども用の椅子。
こども用の椅子は、万が一事故が起こったときのリスクが高いため、大手の家具メーカーが手をだしたがらず、結果、全国のかなりの数のファミリーレストランがイスヤさんのこども椅子を使っているそう。たぶん、わたしもお世話になったひとりです。
最近では中国製品などで、似たようなデザインのこども椅子も出回っているらしいですが、品質の違いはあきらかだそうです。

イスヤ工芸 2

切りだされたパーツのやすりがけ。右手でやすりをかけつつ、左手で台ごとパーツを動かして、まんべんなくやすりがかかるようにする。
アイロンはなにに使うんだろう…

こちらは大きいパーツ用のやすりの、目の粗さを変えているところ。
椅子のかたちができあがったところ。すべてこども用の椅子だけど、よく見るとそれぞれデザインが微妙に違います。

イスヤ工芸

知り合いが市内の工芸店の見学会を企画したところ、前日になって参加者の都合がつかなくなったらしく、急遽、代理で見学に連れていかれました。連れていってもらいました。
イスヤ工芸さん。YAMAHAのピアノ用の椅子を長年製造し、最近では大手のファミリーレストランで使われる子供用の椅子や、インテリア用の椅子も手掛けているそうです。
小さい工場にはめずらしく、完成までのすべての作業をおこなっているので、とても見ごたえがあります。

上の写真はデータ化した図面のとおりに裁断する機械。
下の写真は手作業で木材を裁断する様子。この方はベテランらしく、案内してくれたかたいわく、「自分ではとてもこの速さでは動かせない」そうです。
湾曲したかたちのパーツは、一枚の板から切りだすのではなく、ふたつのパーツを組み合わせてつくることもあるそうです。そのほうが木目が通って、頑丈になるとのこと。なんか意外。

2012年1月9日月曜日

黄金の果実をさがして 10

後日、母が煮てくれたマルメロ。生では食べられないんだって。
なんか知らんけど、煮ると赤くなるらしい。このままだとすごく甘みが強かったけど、肉にのせてたべたらさいこうでした。

黄金の果実をさがして 9

帰りに、山梨で両親の友人が営んでいるりんご園に寄る。
 りんご
 りんご
りんご!
「この木からならいくらでもとっていいから」と言われ、遠慮なくりんごをもぎまくる父と私。
結果、段ボールひと箱ぶん…。
収穫ってひとのなかのなにかを目覚めさせる。
りんご園で出してもらったりんごと煮物。お茶うけに煮物、さいこう。

黄金の果実をさがして 8

次の日、小雨が降るなかふたたび長門へ。
さて、マルメロは…
!!
ある!
「カリン」て書いてあるけど、でもマルメロだー!
これだけ入って、一袋200円。
ありがとう、おじさん。マルメロを育ててくれてほんとうにありがとう。

マルメロを手に入れたところで、朝ごはんに炊き出しのなべをもらう。
いろいろはいってる。
雨のなか、地元のひとたちがいっしょうけんめいついていたもちももらう。
おなかいっぱいで、満足…
と思ったら、姉がおやきを売っているのを発見。いそいで購入。
かぼちゃと、くるみあん。やさしい味で、ボリューミー。
「おかん!」と呼びたい。

黄金の果実をさがして 7

夕食、ホテルのちかくの焼肉屋へ。



母が注文したプリン。