アーシュラ・ル=グウィン/清水真砂子訳/岩波書店
小学生のころに読んだとき、幼いながらにもっていたファンタジーの常識とでもいうものを、ことごとく覆す展開にとまどったことをおもいだす。なにしろまだ、ゲドの持つ自己への過信や、それによる傲慢さ、といった感情をよく理解していない。主人公に自己投影をしながら読めなかったのはもったいなかったな、とちょっとおもう。せめて中学生以上になってから読むべきだった(基本的に、読書に年齢は関係ないとおもってはいるが)。
「もし人生をやりなおすなら」リストに入れるべきことがらである。
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