がらくた?ってものからがらくた!ってものでいっぱいの、たのしいお店(ほめことば)。
せっかくここでよさげなみやげを見つくろったのに、バスに忘れた(たぶん)のはわたしです。
↑のそばにあった、お店?
2011年9月5日月曜日
キョウト そのさん
和菓子をつくる。
これは、水鳥(に、なるはずだったもの)。
顔がみごとにつぶれた。でもつくりかたをおぼえたので、こんどねんどでリベンジしようとおもう。
抹茶も点てた。
こちらは持ち帰り用の葛まんじゅう。萩に見立ててあるそうです。
二種類も作らせてもらって、満足。
そして、憧れの店、鶴屋吉信へ。
茶寮のほうでは、目のまえで和菓子を作ってもらえるそうですが、いまいちひとりで楽しみきる自信がなかったのでお土産だけ購入。
季節の上生菓子。色あいのうつくしさにほれぼれ…!
これは、水鳥(に、なるはずだったもの)。
顔がみごとにつぶれた。でもつくりかたをおぼえたので、こんどねんどでリベンジしようとおもう。
抹茶も点てた。
こちらは持ち帰り用の葛まんじゅう。萩に見立ててあるそうです。
二種類も作らせてもらって、満足。
そして、憧れの店、鶴屋吉信へ。
茶寮のほうでは、目のまえで和菓子を作ってもらえるそうですが、いまいちひとりで楽しみきる自信がなかったのでお土産だけ購入。
キョウト そのに
東本願寺を横目で見つつ(あんなにでかいとおもってなかった)、渉成園へ。
余裕がなくて、奥の方まで見れなかったのが残念…
入ってすぐの石垣。これをつくったひとにテトリスをやらせたい。
いろんな植物がちょっとずつ植えてあって、おもしろい。
京都タワーも見えますよ。
余裕がなくて、奥の方まで見れなかったのが残念…
入ってすぐの石垣。これをつくったひとにテトリスをやらせたい。
京都タワーも見えますよ。
ゲド戦記2 壊れた腕環
アーシュラ・ル=グィン/清水真砂子訳/岩波書店
個人的に、シリーズのなかでいちばん面白いんじゃないかとおもう。
話の流れだけでみれば、敵に囚われたお姫さまを勇者が救い出す、というオーソドックスな形式である。しかし物語が、ダークサイドで幼いころから育ったテルー(お姫さまにあたる)の視点で語られるため、このダークサイドが非常に慕わしく、魅力的におもえる。光が善、闇が悪という、単純な二元論であらわすには、ル=グウィンの書く「悪」はあまりに多彩すぎる(もちろん、善も)のだとよくわかる。テルーの側からみると、ゲドこそが秩序をみだす侵入者だ。
ならばなぜ、ゲドが勇者だといえるのか?と小一時間悩んでみたんだけど、要するに重要なのは、自由であること、じぶんの意思をもって行動しているか否か、ということなのだとおもう。ゲドは常に、じぶんで決定し、行動している。そして周囲のおもうままに生きてきたテルーも、最終的自分の意思で自由を獲得する。それはつまり、ゲドの勝利でもある。
テルーが自由になったのち、ポジティブな感情よりむしろ、倦怠やむなしさを感じたのが印象的だった。自由であることの責任と不安、それとすばらしさを、なによりうまく表現したラストだとおもう。
個人的に、シリーズのなかでいちばん面白いんじゃないかとおもう。
話の流れだけでみれば、敵に囚われたお姫さまを勇者が救い出す、というオーソドックスな形式である。しかし物語が、ダークサイドで幼いころから育ったテルー(お姫さまにあたる)の視点で語られるため、このダークサイドが非常に慕わしく、魅力的におもえる。光が善、闇が悪という、単純な二元論であらわすには、ル=グウィンの書く「悪」はあまりに多彩すぎる(もちろん、善も)のだとよくわかる。テルーの側からみると、ゲドこそが秩序をみだす侵入者だ。
ならばなぜ、ゲドが勇者だといえるのか?と小一時間悩んでみたんだけど、要するに重要なのは、自由であること、じぶんの意思をもって行動しているか否か、ということなのだとおもう。ゲドは常に、じぶんで決定し、行動している。そして周囲のおもうままに生きてきたテルーも、最終的自分の意思で自由を獲得する。それはつまり、ゲドの勝利でもある。
テルーが自由になったのち、ポジティブな感情よりむしろ、倦怠やむなしさを感じたのが印象的だった。自由であることの責任と不安、それとすばらしさを、なによりうまく表現したラストだとおもう。
2011年9月4日日曜日
ゲド戦記 影との戦い
アーシュラ・ル=グウィン/清水真砂子訳/岩波書店
小学生のころに読んだとき、幼いながらにもっていたファンタジーの常識とでもいうものを、ことごとく覆す展開にとまどったことをおもいだす。なにしろまだ、ゲドの持つ自己への過信や、それによる傲慢さ、といった感情をよく理解していない。主人公に自己投影をしながら読めなかったのはもったいなかったな、とちょっとおもう。せめて中学生以上になってから読むべきだった(基本的に、読書に年齢は関係ないとおもってはいるが)。
「もし人生をやりなおすなら」リストに入れるべきことがらである。
小学生のころに読んだとき、幼いながらにもっていたファンタジーの常識とでもいうものを、ことごとく覆す展開にとまどったことをおもいだす。なにしろまだ、ゲドの持つ自己への過信や、それによる傲慢さ、といった感情をよく理解していない。主人公に自己投影をしながら読めなかったのはもったいなかったな、とちょっとおもう。せめて中学生以上になってから読むべきだった(基本的に、読書に年齢は関係ないとおもってはいるが)。
「もし人生をやりなおすなら」リストに入れるべきことがらである。
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