2011年4月20日水曜日

夏の子どもたち

川島誠/角川文庫

本編とまったくもって関係ないんだけど、読みながら、もしこのさき技術が発達していって、生の演奏と変わらないほどのクオリティの楽曲が作れるようになったとしても、演奏家ってたぶん居なくならないだろうな、と考えていた。

演奏するのは楽しい。スポーツとおなじ感覚で。演奏することはつまり体を使うことだからだとおもう。自分は吹奏楽器に適正がなくて、打楽器しかやっていないけれども、打楽器であんなに楽しいなら、楽器と体がダイレクトに繋がる吹奏楽器ってとっても気持よさそうだ。
だからこのさき、人の肉体活動が減っていっても、演奏するという活動はけしてなくならない。と、おもう。

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